もっぱら時代劇俳優として伝説的なまでの人気を博した市川雷蔵が、珍しく現代劇に取り組み、しかも殺し屋を演じるという作品。原作は藤原審爾の『前夜』で、普段は小料理屋の無口な板前だが、裏の顔は名を知られた殺人請負業で生きているという男の話である。暴力団・木村組から敵対するボス・大和田の殺人を2千万円で請け負った主人公・塩沢は競馬場、大和田邸、大和田の妾宅と大和田を狙ったが果たせず、遂に大和田主催のパーティーに芸人として潜入。畳針で一気に刺殺するというあざやかな仕事ぶりをみせる。しかし塩沢の報酬の横取りを狙う者がいた……。ニヒルなキャラクターにぴたりとはまった市川雷蔵の殺し屋ぶりが実に素敵だ。。A bittersweet comedy-drama about a struggling actor with multiple personality disorder whose three identities battle for control when he wins the lead role in a West End play and falls for the pretty makeup artist.。網走刑務所で5年の刑期を終えての気儘な汽車の旅の途上にあった橘真一は、ノサップの炭鉱まで父に会いに行くという一人の少女・チエと出会い、同行することに。その父親とは網走刑務所仲間の大槻であり、再会を喜ぶ二人。だがこの炭鉱は、総支配人・関野をはじめとした炭坑長の蝮たち一派が専横する地獄のような場所だった。血の気は多いが正義漢の橘、鬼寅ら網走帰りの一騎当千の暴れ者たちが、犠牲となっている炭坑夫たちのために零下30度という極寒の大雪原を舞台に、炭鉱を支配する悪の一味と凄まじい銃撃戦と騎馬戦を繰り広げる。。